はじめに
本記事では全力で「FolsomPrison」について考察していく、純粋な趣味記事となっておりますのでご了承ください。記事の前半ではそもそもの台の説明などを、後半で考察をしてまいります。もうスロットは回したので考察だけ見たい!!という酔狂な方は目次から飛んでいただければと思います👍
※本記事は「死」の概念等が多く出てきます。
なぜ考察するか?
NoLimitCityって元々はそんなに描写が激しい台を作っていなかったんです。たとえば昔の台で有名なのだとHarlequinCarnivalやGoldenGenieなどですね。
この頃はそんなに荒くもなく、(少し特殊な雰囲気はありましたが)よくあるスロットというイメージでした。
ただ、皆さんを地獄に貶めた超高額buyスロットSanQuentinやMentalくらいから明らかにグロい系、ディストピア系に特化しているように思います。
メタ的な発言になってしまいますが、元々雇われ仕事で適当にスロットのデザインを考えていた人間が周囲に認められ称えられ、より良いものを作っていこうと注力しているうちにいつしかプライドが芽生え、アート性を求めるようになっていったようにも見えてしまいます。
次にアート性を持った人間がすることは何でしょうか?アートに意味を持たせる。中身に意味を持たせることだと思います。むしろ中身があるからこそ外見に力が入る、そう考えている気がしてなりません。
特に今回はゴキブリも出てくるわ、殺害の描写があるわでグロい描写に拍車がかかっています。人々の気を引いて何を考えているのか!?単に気を引くためだけかもしれませんが、何かヒントは隠されているはずッッ!!
そしてそのヒントを読み解くことでこのスロットの面白さが1mmでも動いてくれたら、他のスロットにもそういった目線を1mmでも取り入れてくれたら、今回は私の勝ちとさせてください。ギャンブルの要素とはかけ離れますし、この考察を見て1mmもスロットで勝てるようにはなりません。打ちたいと思うかすら分からない…
ただ、今回はそんな記事になります。
ちなみに、本機種はそこまで面白くはないと思っています。笑
「FolsomPrison」の概要
機種タイトル | FolsomPrison(フォルサムプリズン) |
provider(プロバイダー) | NoLimitCity |
タイプ | ビデオスロット |
ボラティリティ | 激高 |
RTP | 96.07% | 94.01%(カジノによって差異アリ) ボーナスbuy ①Walk The Line 96.36%(賭け金×68倍で入手) ②The Chair 96.31%(賭け金×1500倍で入手) |
最大倍率 | ×75000 |
リール数 | 5リール |
ペイライン(配当の出方) | ラインはない。左リールから3リール以上の同図柄で配当 ※SanQuentinと同様 |
スキャッター | 3つでWalk The Line。4つでThe Chair。 |
ペイラインはなく、左側から同じ図柄が3つ以上つながれば配当となる。NoLimitCity独特のSplit(図柄が2つ以上になる)やXways(図柄が2~4つに分かれる)が採用されているスロットです。
リールは4-6-6-6-4列の5つで、いくつかのロックされたポジションがあり、特別なシンボルまたはゴキブリによって開くことがあります。このロックはwild等のスペシャルシンボルまたはゴキブリによって解除され、解除されたポジションのみがアクティブシンボルとなります。
また、配当は10種類の図柄と5種類のスペシャルシンボルで構成されています。
【通常時】
通常時は、最初の4つのリールの中段2列がアクティブエリアとしてスタートし、残りの位置はロックされています。ワイルド、スキャッター、xSplitまたはxWaysがオープンポジションに置かれると、それぞれのリールの上下にある最も近いロックされたポジションが開かれます。
【トーストベット】
通常時に画面左上のXbetマークを押すと賭け金×1.2となり、必ず2リール目のアクティブエリアにスキャッター図柄が止まります。
スキャッターが3つの場合はThe Walk Line、4つの場合はThe Chairですが2つの場合はスキャッター図柄が5種類のスペシャルシンボルのいずれかに代わります。
↓このスキャッターが
スペシャルシンボルへ!!
【フリースピン】
【Walk The Line】通常時にスキャッター図柄3つ、もしくはbuyで突入のフリースピン。
【The Chair】通常時にスキャッター図柄4つ、もしくはbuyで突入のフリースピン。
ここから過激なゴキブリ説明になりますので苦手な人は飛ばすことをお勧めします🤧
Walk The Lineでは、ゴキブリ1匹のマルチプライヤー1倍からスタート。
The Chairでは、ゴキブリ3匹のマルチブライヤー1倍からスタート。
ゴキブリはリール上の全てのマスに止まる可能性がありますが、彼らの巣は常に3つの中リールのオープンポジションに生まれるか、スキャッターから変形して生まれます。
ロックされた牢屋に入ると、その牢屋は開かれます。ゴキブリは通過するすべてのシンボルに乗数を加えます。
リールに “ゴキブリの巣 “のシンボルが置かれることがあり、このシンボルはゴキブリがその上を歩くまでは意味をなさずゴキブリがその上を通った場合にレベルアップ(ひええ😓)します。
ゴキブリのレベルアップは最大3回まで。倍数は1→2→3→10です。
例えば×1のゴキブリ(初期状態)だと通ったリールの乗数が1倍ずつ足され、×2のゴキブリ(青いやつ)だと乗数が2ずつ足されるという仕組みです。イメージとしてはSanQuentinのスラッシュ役物の代わりをゴキブリが担っているという仕組みになります。
ゴキブリワイルドが増え、Walk The LineがThe Chair に格上げしたとしても、ゴキブリのマルチプライヤーは維持されます。
【勝利へのポイント!!】
とにかくフリースピン中にXways等のスペシャルシンボルを出し、とにかくゴキブリに動き回ってもらう(端っこに行って見えなくなったら終了)ことが大切な本機種。気持ち悪い時間が続けば続くほど強い!!
「FolsomPrison」の考察
このスロットの考察をするにあたって気になる部分を先にまとめてみました。
①「FolsomPrison」って何?
②それぞれの登場人物は誰?貼り紙になんて書いてあるの?
③フリースピンの名称の意味は?
④BIGWINの一枚絵に意味はあるの?
⑤主人公(最も配当が高い図柄)の容姿の謎
自身でプレイしてみて、大まかにこの部分が気になりました。「ここに意味が隠されているのでは!?」という発見がありましたら是非twitter@chuhaitoにDMいただければと思います。
それではようやく本編の開幕だッッ✊
①「FolsomPrison」って何?
あの超有名なプリズンブレイクというドラマがあったようにPrison=監獄、牢獄、刑務所は何となく皆さんイメージができると思います。
Folsomって何!!!!
調べても分からなかったんです。それもそう、地名ですからね。
「FolsomPrison」=フォルサム刑務所
って意味でした。調べれば調べるほど面白い…フォルサム刑務所にはこの「Folsom Prison」を紐解く様々な出来事や制度がありました!!
FSPはカリフォルニア州で2番目に古い刑務所で、カリフォルニア・ゴールドラッシュ後の数十年間、その過酷な環境で長い間知られていました。現在は主に中程度のセキュリティの囚人を収容していますが、アメリカ初の最大セキュリティ刑務所の1つでした。
wikipediaより引用
FSPとは「FolsomPrison」の略なので、本記事でもこの後FSPと記載いたします。
本スロットは1960年の話です。ゴールドラッシュは1848年以降の話なので時代的にも「過酷な環境」は間違いなさそう。
つまり、ここで一つの答え
環境が劣悪→ゴキブリ
で表されていそうですね👍
また、この後が面白く、「2番目に古い」って地味に気になりませんか!?私はめちゃめちゃ気になりました。なんと最もカリフォルニア州で古い刑務所は皆さんのイメージしているそこです!!
San Quentin(サンクエンティン)刑務所
なんですよねー!!
つまりNoLimitCityはカリフォルニアで最も古い刑務所と次に古い刑務所をslotにしているわけです。何かありそうですよね…!!
とりあえず、カリフォルニアで最も古い刑務所と2番目に古い刑務所は覚えましたね!!明日使える無駄知識をあなたに…
失礼致しました。
②それぞれの登場人物は誰?貼り紙になんて書いてあるの?
5名の登場人物(図柄になっている囚人)がいるのでまずは紹介をしていきます。
【Fresh Meat(フレッシュミート)】
Robbery-2year とは恐らくではありますが、Roberry=強盗、盗難で2年間の懲役という意味です。
2年間の服役ということは後に登場する囚人たちよりもかなり軽い罪で投獄されている囚人です。この囚人はFresh meatと呼ばれている(ほぼ確実に本名ではない)のですが…
あだ名が「新鮮な肉」
ってちょっと妙ですよね。むしろ猟奇殺人鬼ならわかる…。
そこでFresh meatのスラング(俗称≒ザギンでシース―、のようなある特定の年代、人々で話される言葉)を調べたところ
Fresh Meat=騙し、屈辱、嘲笑の新しいターゲット
として用いられるとありました。つまりこの囚人の背景を考えた際に新入りでいじめられている囚人といえるのではないでしょうか?かわいそうな奴なんですよ…。
【Backstabber(バックスタバー)】
彼が犯した罪はRacketeering=違法行為による金儲け(ゆすりなど)で懲役は12年を言い渡されています。やはり、図柄の配当の高さに比例して懲役年数(罪の重さ)が伸びていきます。
backstabberなんかも全く聞いたことない単語ですがこれは調べると普通に出てきました。
Backstabber=裏切者
です。これはこの後の考察で大きく関係してくるのか…!?一般的に囚人にも刑務所内で秩序があり階級があります。真向から殺人を犯した者の方が位が高く(ギャングなど)、レイプ魔(特に未成年)などは位が低くなる傾向があります。これはプリズンブレイクで勉強しました。笑
裏切者、とあだ名がついてしまっているということは彼も刑務所内では位が低い方ということですね。
【The Fixer(ザ・フィクサー)】
彼がしてしまったのはextortion=恐喝、強奪。これも正直全然聞き慣れない英語です。それによって懲役は22年。かなり多くなってきましたね。
ただ、待ってください。最初のフレッシュミートも強盗でしたよね??それで懲役が2年…差がありすぎないでしょうか?
ここで大事なのがあだ名!!The Fixerとは一般に「黒幕」のような意味を指します。また、フレッシュミートが犯したRobberyは意味的には「暴力的な強盗」というものに対してextortionは「組織的な犯罪による身代金の要求」なども含まれるとのことで、
詐欺組織の大ボスがこのThe Fixer
なのではないでしょうか?それであれば22年は納得の判決です。
【Shivy Impala(シヴィーインパラ)】
彼が犯した罪はVehicular homicide=危険運転致死傷罪。
そしてとうとう大台のLife without parole=終身刑です。配当も2番目に高いので、かなりの悪者ということ。
このShivy Impalaの意味がまっっっったく分からず2時間経過し、そして分からないまま記事を書き始め、ここに来た時にもう一度調べ…
脳に電流走るッッッ!!
車…
これだッッ!!
シボレー・インパラ(Chevrolet Impala)は、シボレーが1958年から1985年、1994年から1996年、2000年から2020年のモデルイヤーで製造したフルサイズカーである。インパラはシボレーのフラッグシップ乗用車として人気を博し、アメリカ製自動車の中でも売れ行きが良かった
wikipediaより引用
Shivy Impala(シヴィーインパラ)=Chevrolet Impala(シボレーインパラ)
だッッ!!
時期的にもこのslotの時期が1960年、シボレーの時期と一致する!!更に、あだ名をつけるときに、vy(ヴィー)のように伸ばす文化がある…。これは間違いなさそうです。
【Shankman(シャンクマン)】
彼の犯した罪はmultiple homicide=連続殺人。彼も同じく終身刑の判決です。終身刑の判決なんです。これをよく覚えておいてください。
そしてshankman…これも、マジで全く出てこない…。半ば執念じみた全力で見つけました。これは自信があります。絶対にこれです。
・(俗)〔刑務所内でひそかに作られる〕ナイフ
もうあれですよ。
ぱちんこ、アイドルマスターミリオンライブのあれですよ。
これです。
この意味はまた後で出てきますので一旦取っておいてください👌ただ、この考察は間違いないです。自信度◎です。
【まとめ】
それぞれの囚人の罪の大きさ=配当の大きさであり、あだ名が自身の罪と類似している部分がある。また、彼らに関するモデルがいるのかを調べたが映画にも恐らくなっていない。(1952年公開のInside the Walls of FolsomPrisonは時期的に不適切。)もしモデルになった映画があったら是非教えてください!!
③フリースピンの名称の意味は?
フリースピンの名称は2つ、Walk the lineとThe chair。それぞれに果たして意味は…そして歴史的背景はあるのか!?
Walk the lineの意味
Walk the lineの直訳はその道を歩く。どの道?映像を見るとわかりますが死刑執行に際して電気椅子に座るための真っすぐな道です。
Walk the lineという熟語を調べてみたところ,
正しい行動を取る
という意味。
また、2005年には映画化もしています。
これは流石に後付け感がありますが、どちらも素敵な内容です。
私としてはこれらの意味に対する皮肉としてWalk the lineという言葉が使われている気がしてなりません。死刑執行の道が「正しい行動をとる」という意味の一本道。なにか作者の意図が見え隠れする気がしませんか!?
The chairの意味
これは純粋に椅子という意味であり、ここでの椅子は電気椅子を指しますね。
なので調べ方を変えましたが、何とこのFSP(「Folsom Prison」)、最初に「電気」(電気椅子ではない)を使用した刑務所なんです。だからこその電気椅子の描写なのかもしれませんね!!
④BIGWINの一枚絵に意味はあるの?
説は2つに分かれます。最初の説は当初私が思っていた考察(結論としては違うと思います)、2番目の説は絶対の自信があります。
正直最初の説の場合、「このデザインした人なんも考えずに作った可能性あるな…」と思っていたんですが、2つめの説にたどり着いた瞬間に、適当に作っているわけではないことが分かりました!!
説①それぞれの囚人の一枚絵説
当初調べているときに、「5枚絵があるのだから、それぞれの囚人の捕まった理由じゃないか?」(後に絵が6枚であることを知る)と考えた考察。1枚目(実は2枚目)から段々とレベルが上がっていくという考察です。
【Fresh Meat(フレッシュミート)】
一枚絵は何やら銃器だったり金属バットだったりを持っている五人組のチーム。この中にフレッシュミートはいない。そして彼は刑務所の中ではいじめられている…つまり、フレッシュミートがこの五人組の代わりに警察に自首をした…!?
【Backstabber(バックスタバー)】
一枚絵は裁判が行われている…裁判の聴衆が少し高めの衣服をまとっていること、バックスタバーは裏切者の異名であることから結婚詐欺系?と予想。
【The Fixer(ザ・フィクサー)】
黒幕だから全体的に強固な守備で固められている…?
【Shivy Impala(シヴィーインパラ)】
シヴィーインパラは危険運転…ただ明らかにこれは殺人をしている…わからない、わからないぞ…!!
【Shankman(シャンクマン)】
フリースピン始動の際、カンストの際に死刑執行されるのはシャンクマンという描写があるのでこれは間違いなさそう!!
【まとめ】
全体として考察がふわっとしているのと、浅い。漂うこれじゃない感。そしてもう一度深く考える、そしてとりあえずスロットを回してみる。その時・・・・・・・
これだッッ!!
私が読者に捧げる本気の考察ッッ!!
いやッッ!!これしかないッッ!!!!!!!!!!
説②Shankman(シャンクマン)の生涯説
この説の扉が開いたのは幻の6枚目(一番最初のbigwinで出てくる絵)の一枚絵を発見したこと。フリースピンには2種類あり、片方のWalk the line(低額buyの方)しか出ない圧倒的一枚絵ッッッ!!!!
これだッッ!!
シャンクマンの家庭は非常に裕福だった。彼は欲しいものは何でも手に入った。だからこそ彼は刺激を求め、若いころから薬物やタバコ、またパチンコで獣や友人を打って地元でも評判の悪者だった。
悪いことをしていると悪い人間がついてくる。彼は若くしてギャング集団のトップとなり、多くの悪事を働いて生活を送っていた。
そんな彼の幸運は続かない。裏切りや陰謀も含め、シャンクマンはとうとう捕まってしまう。
結果はもちろん終身刑。彼の獄中生活が平穏にスタートする…はずだった。
獄中生活でどうしても許せない人間がいた。かつての裏切り者だ。彼を自前のナイフで刺したのは言うまでもない。裏切者には死あるのみ。
警察は彼を更生するという匙を完全に投げた。囚人になった今でも殺人を犯したシャンクマンは電気椅子によって死刑とされる。
俺は悪くない…電気椅子に座り最期の時を迎えるその瞬間まで、シャンクマンは決して神に祈らなかった。祈ったのはただ一人…。
どうですか!?この流れ!!ちょっとありそうじゃないでしょうか!?つまりこの一枚絵の数々は全てシャンクマンであり、幼少期から死ぬまでを描いている作品という考察です。何故中ニ病感あふれるこの考察に絶対の自信を持っているのか!!!????
【①2番目の絵の顔付近の入れ墨】
前提条件として頬のあたりに刺青をしているのは作中ではシャンクマンだけです。
そして2番目の一枚絵の真ん中の人物には…
向かって右側に同じような刺青がある。全体的な刺青はまだ若かりし頃だったので途中段階、と考えれば全く違和感がない。
【②4番目の一枚絵は完全にシャンクマン】
私はこの記事にも伏線を張っておきました。そう、シャンクマンの意味です。シャンクマンの意味を皆さん覚えていますか???
(刑務所内で作られた)ナイフです。
↓
↓
これは…完璧なのでは…。
そして終身刑→死刑になった理由も納得できる。終身刑中に他の囚人を殺してしまったから。なのでこのスロットはシャンクマンに全ての力が注がれたストーリー構成になっている。断言します!!
つまり、まだシャンクマンには謎が残されているはず。若かりし頃にはなかった刺青の中に…!?
⑤主人公(最も配当が高い図柄)の容姿の秘密
さぁ、いよいよ最後の考察です。本当にここまで読んでいただいた方、長々と付き合っていただいてありがとうございます!!あと少し読み進めていただければ幸いです!!
シャンクマンの顔をもう一度よーく見ましょう。
CASH…
ギャンブラーにお金のことを伝えているNoLimitCityの遊び心…!?いや、断じてそんなことしない。最後まで作りこんでくるはず。
彼は死ぬ間際、何を想って死んだのでしょうか。何故、額という最も目立つ場所にCASH(キャッシュ)の文字を入れたのでしょうか。
ミュージシャンのジョニー・キャッシュが同刑務所で2回のライブを行った。このライブは『At Folsom Prison』というタイトルのライブアルバムとして録音・発売された。
wikipediaより引用
間違いない。彼だ。
キャッシュの音楽の多く、特に後年の作品は悲哀、道徳的試練、贖罪をテーマにしている。『I Walk the Line 』、『Folsom Prison Blues 』……
wikipediaより引用
!!!????…重要キーワードが2つも出てきている。フォルサム刑務所のための曲まで作っている。中身を確認せずにはいられない…。
FolsomPrisonBluesを和訳するとこんな感じとなった。
I hear the train a comin’
俺は汽笛を聞いた
It’s rolling round the bend
それはベンドしながら鳴り響いた
And I ain’t seen the sunshine since I don’t know when,
俺はいつからか分からないが日の光をおがんでいない
I’m stuck in Folsom prison, and time keeps draggin’ on
フォルサム監獄に入れらて、時間だけが過ぎていく
But that train keeps a rollin’ on down to San Antone..
列車はサン・アントニオに向かって行ってしまうが
When I was just a baby my mama told me. Son,
俺が赤ん坊の頃、母ちゃんは言った、坊や、
Always be a good boy, don’t ever play with guns.
良い子にしてるんだよ、銃で遊んじゃダメよ
But I shot a man in Reno just to watch him die
しかし俺はリノで男を撃ち、奴が死ぬのを見ちまった
When I hear that whistle blowing, I hang my head and cry..
銃声を聞き(後悔の念が押し寄せ)、項垂れ泣いた
I bet there’s rich folks eating in a fancy dining car
金持ち連中は小洒落た食堂車で飯を食ってるんだろう
They’re probably drinkin’ coffee and smoking big cigars.
奴らはコーヒーを飲み、でっかい葉巻を燻らせているはずだ
Well I know I had it coming, I know I can’t be free
当然の報いだが自由になれないことは分かっている
But those people keep a movin’
奴らはそのまま行ってしまうが
And that’s what tortures me…
この想いが俺を苦しめる
Well if they freed me from this prison,
奴らが俺をここから出してくれたら
If that railroad train was mine
あの列車が俺のものになったら
I bet I’d move it on a little farther down the line
少し栄えた街に行くだろう
Far from Folsom prison, that’s where I want to stay
フォルサム監獄から遠くの、そこに住むんだ
And I’d let that lonesome whistle blow my blues away…..
孤独な銃声が俺のブルースを吹き飛ばすことだろう
これを刑務所の中で聴いてシャンクマンは果たして何を想ったのか。それは恐らく希望と絶望。出れないことを知りつつもいつか!!いつか出たい、そう願っていた矢先の死刑宣告。シャンクマンは悟った。警察に嵌められたんだ…これはショーだ。私という一人の人間を見せしめに殺すのだ。許さない。
そういった想いがなければ死の間際にこの目はできないはず…。
全体考察
ストーリーとしてはSanQuentinのように楽しい感じでは全くなく、終始暗い描写で進んでいきます。最後には苦悶とも受け取れる顔で主人公のシャンクマンが死んで終わり。
普通であれば凶悪犯が死刑になって終わりなので、ある意味ハッピーエンドに描くこともできたのにこの終わり方。Walk the lineに含まれている皮肉、それらを重ね合わせていえるのは、少なくとも作者がこの死刑制度あるいは警察に対しての悪印象を持っているのではないか?という考えです。
劣悪な環境・刑務所の中でのカースト、それらは現実の刑務所内でも起こっているいわゆるリアルな部分。そんな部分に関して反逆を示すような作品だと思いました。
正直ふわっとスロットをしただけであれば「ゴキブリきもーい🥵」で終わっていただけにここまで想像、妄想を膨らませてデザインについて言及したので謎の感情が沸いてしまいました(笑)
終わりに
スラングや刑務所全てにおいて、日本とは違う構造なので考察をする手前のそもそもの知識が不足しており、かなり調べること自体に苦労しました…。ただ、まさかオンカジのスロットから歴史的背景を学べるとは思っても見なかったので感謝。相当大変だったのでもう一度やるかと言われれば分かりませんが、こういった記事が面白いという人が多ければ頑張ってやろうと思います。ギャンブルはギャンブルなのでぶっちゃけ1mmも必要ない知識ではあるので、今回は完全に趣味の域での記事でした。
こういった記事でも面白い!!と思っていただければ、押しつけがましいとは思いますが、twitterでイイネやRT、また他の記事を読んでいただきお眼鏡にかなうサイトがあれば登録していただけるとありがたいです。
これからおそらく多くのカジノで登場するであろう「FolsomPrison」、デモでもいいのでこの記事を読んだ後にプレイしていただけると嬉しいです(*’▽’)
※ストーリーが見たければリプレイ動画で一発です👍
最後までお付き合いいただきありがとうございました!!!!
分離型で即逃げするならこのカジノ↓↓